「うみがたり」4期生のマゼランペンギンのグループ名が決定しました。グループ名は「すいぺんず」!8月に2F ペンギンミュージアムに応募箱を設置して募集を行い、今年は応募総数1049件、718種類のグループ名が集まりました。その中から、今年生まれの亜成鳥たちの特徴が分かりやすい名前として、「すいぺんず」が決まりました。

「うみがたり」マゼランペンギンの成長記録

ワラを運ぶ様子

ワラを運ぶ様子

マゼランペンギンの繁殖は3月ごろから始まります。ペアを作り、巣穴の中にクッションとなるワラや葉を敷き詰め、産卵の準備を行います。ペンギンのお腹の下で温められた卵は約40日間で孵化します。孵化後2週間ほどは、ペアが交代でヒナを守り、自身が消化したエサを吐き戻してヒナに与えます。

2022年の春は34組のペアが誕生し、15羽のヒナが育ちました。ヒナは生後3日で体長約10cm、体重約100gの大きさになります。生まれてすぐの時期は、親ペンギンの下に隠れていることが多いため、巣穴から見えることは稀ですが、ヒナたちの可愛らしい鳴き声が聞こえてくるようになります。最初にふ化したヒナと最後にふ化したヒナの期間が1か月近く開きがあるのも飼育数が多い「うみがたり」ならでは。5月~6月はヒナたちの様々な成長過程をご覧いただける最良の時期です。

2022年5月撮影

2022年5月撮影

2022年6月撮影

2022年6月撮影

マゼランペンギンは1シーズンに1~2個産卵するため、中には2羽のヒナを育てているペアもいます。ヒナの成長は早く、10日ほどで見違えるほど大きくなります。
また、マゼランペンギンの子育てはオスメス交代で、ヒナをお腹の下で温めながら世話をします。親ペンギンは消化したエサを吐き戻してヒナに与えるため、6月ごろは食事シーンや、ヒナが元気よく鳴いている姿も垣間見ることができます。

卵からかえってすぐの時にはふわふわとした毛(綿羽)に包まれていたヒナたちも、成長するにつれて毛が抜け落ち、水中を泳ぐことが出来る「亜成鳥」へと変わります。亜成鳥の時は、まだ体の色や模様が成鳥よりも薄く、マゼランペンギンの特長である胸元の黒いライン模様もありません。成鳥と同じ体の模様になるのは1年後。今年の換羽期(羽が生え変わる時期)を経て、「すいぺんず」は成鳥になります。

2022年7月撮影

2022年7月撮影

給餌練習の様子

給餌練習の様子

大人のペンギンになるには、エサを捕って食べられるようにならなければなりません。そのため、7月~8月にかけて身体が大きくなったヒナはエサを丸ごと食べるための練習を行います。エサは小さい切り身の状態から始め、サイズを大きくしていきます。ヒナたちは、大人のペンギンが丸ごと食べる様子を見ながら、マネをするように魚をほおばります。

8月に4期生の名前を募集し、決定したグループ名は「すいぺんず」!今年の亜成鳥たちは、一緒に行動することが多く、自発的にプールをのびのびと泳ぐ姿が見受けられました。そのため「すいすい」泳ぐイメージが直結するこの名前に決まりました。9月17日に行われたグループ名発表では、「うみがたり」4周年にちなみ、4羽の亜成鳥が登場。くす玉を割ってグループ名を披露し、多くのお客さまが見守る中、見事な大役を果たしてくれました。

2022年9月撮影

2022年9月撮影

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