

ハダカカメガイ
流氷の妖精「クリオネ」
「クリオネ」は姿が可愛らしく、“流氷の天使”とも呼ばれ、流氷の訪れとともにオホーツク海に現れます。今回は「ハダカカメガイ」のほか、「クリオネ」の仲間では約100年ぶりとなる新種として、平成28年に発見された「ダルマハダカカメガイ」の生態展示も行います。
日時 |
令和3年2月6日(土)~3月7日(日) |
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場所 |
2階 ふれんどプール前 特設水槽 |
※生きものの状態によって、急遽展示を中止する事がございます。予めご了承ください。
「クリオネ」ってどんな生きもの?
ダルマハダカカメガイ
「クリオネ」(和名:ハダカカメガイ)は、名前の通り、貝(巻貝)の仲間です。幼生の時には貝殻を持っていますが、成長の途中で貝殻を自ら脱ぎ捨て、翼(よく)足(そく)と呼ばれる翼のような器官を動かしながら水中を漂います。今回初めて展示を行う「ダルマハダカカメガイ」は、小さな翼足やオレンジ色の体色などに加え、名前のとおり丸みを帯びたダルマのようなかわいらしい体型をしています。水族館での「ダルマハダカカメガイ」の展示例は少ないため、生態を観察できるまたとないチャンスです。
冬の風物詩ともいわれるクリオネの愛らしく漂う姿をぜひご覧ください。
流氷域に生きる生きものたち
現在確認されているクリオネ属5種の特徴や違いの他、「クリオネ」が生息する流氷域、流氷域にくらすゴマフアザラシについてパネルを用いて紹介!流氷域に生息する生きものの不思議や魅力をお伝えします。是非、「クリオネ」と「クリオネが舞う流氷の世界」について学び、自然が織りなす神秘を感じてみてください。