おかえりサーモン2025

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期間限定
イベント


「おかえりサーモン」は、サケの魅力や、サケと上越地域とのつながりを発信する活動です。このイベントは令和2年から継続して実施しており、これまでパネル展示や生体展示を行った特別展や魅力向上イベントを実施してきました。
今年はうみがたり館内にて、パネル展示でサケの魅力を紹介します。

期間 11月15日(土)~11月30日(日)
場所 3F ロビー
内容【パネル展示】
 サケの特徴や習性、遡上に関する上越地域の取り組みなどをパネルにて紹介
【サケレクチャー】
 期間 11月15日(土)、11月22日(土)
 時間 11:00~11:15
 飼育スタッフによる当館でのサケに関する取り組みを解説

これまでの活動

2024年・うみがたりカレッジ~出張講座~

サケの遡上観察会を開催。飼育スタッフと一緒に、サケが力強く川を遡る姿を間近で観察し、サケの生態や漁業協同組合の取組や、サケの遡上と環境問題との関わりなどについて解説します。多くのサケが生まれた河川に帰ってくるよう願いを込めて、スタッフと共に周辺の清掃活動を実施しました。

実施レポート

11月9日・16日の2日間、サケの遡上観察会を実施しました。両日ともにサケの遡上をしっかりと観察!サケの力強い泳ぎや、遡上のためのジャンプを間近で見たあと、伝統のサケ漁を見学し、川に併設している「桑取川さけ採卵加工施設」にて孵化放流事業の取り組みについてレクチャーを受けました。桑取川漁業協同組合の平井さんによると、今年は海水温が例年より2~3℃高く、例年の半分ほどしか遡上を確認できていないとのことです。また、遡上してきたサケは人工授精させたあと、3月まで毎日孵化したサケのお世話をするそうで、放流したサケがまた桑取川に戻ってくるためのケアの大変さについて学びました。
最後に、サケがいつまでも遡上できるよう、参加者みんなでクリーン活動を行い、2日間で合計およそ3.2kgのゴミを回収しました。
そのうちペットボトルが1.5kgを占めており、リサイクルできる資源ゴミがたくさん落ちていることが分かりました。
海水温が下がり、サケの遡上が増えることを祈りながら、これからも「うみがたり」では今できることを行動にうつし、環境保全や教育普及に取り組んで参ります。

橋の上からも遡上するサケを確認

懸命に昇るようすを見ることができた

伝統の投網のようすを間近で見学

桑取川漁業協同組合 平井さん

ゴミを拾いつつ帰ります

海岸付近にはペットボトルが大量に漂着!